2016年2月6日土曜日

El CapitanでCarthageを導入する手順

El Capitan上の開発環境でCocoaライブラリ管理ツールのCarthageを導入しました。

CocoaPodsよりもビルド時間を短縮できることがメリットです。Podsの場合はビルド毎にライブラリ分もビルドするため、ちょっとしたコードの修正を行って再ビルドしたときでもトータルの時間がかかってしまいます。Cartageは一度ビルドすれば、それを再利用できるので、そこの時間をカットできるのです。
開発期間中はおびただしい回数のビルドを行うので、ちょっとした時間の短縮でも大きなメリットになります。


さて、導入手順ですが、基本的には下記の記事で説明されている通りに進めました。

・ HomebrewはEl Capitanへアップグレートする前に入れておく

・Carthageを使ってビルド時間を短縮しよう

全体の流れとしては、Homebrewのインストール/アップデート→Carhtageの導入という流れになります。

まず、Homebrewの準備からです。

El Capitanのインストール後にHomebrewをupdateしたかったのですが、一発で出来なかったので、次のように作業しました。

brew updateを実行すると、
Error: The /usr/local directory is not writable.
というメッセージが出ました。

権限の修正。
sudo chown $(whoami):admin /usr/local && sudo chown -R $(whoami):admin /usr/local
もう一度、
brew updateを実行

brew install carthageを実行すると、
Warning: carthage-0.12 already installed, it's just not linked

"not liked"!?

brew doctorでヒントを表示。
brew link carthage
brew prune /usr/local/bin/apm
brew prune /usr/local/bin/atom
を実行。
おしまい。

次に、Carthageの準備です。

Run scriptで、Run script only when installingに✔を入れて、
Embeded frameworkにもフレームワークを登録しました。
これでビルドが通りました。

実際にビルドをしてみると、とても快適です。メジャーなOSSは、Carthageに対応しているようなので、今後はCarthageを積極的に使っていこうと考えています。

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